笹木咲さん
昼夜逆転が続いていたミントも登校頑張ったり自然の家頑張ったり、リハビリとして
ミナクイと私の三人でそう早くもないけれど朝散歩して、夕方も散歩して人間らしい時間帯に生活できている。
が、夜はやはり眠くなるまでが長く、私もミナクイも寝付きがいいのでひとりぼっちで辛い。
(が、私は毎晩のように2時55分に目が覚めそこからはまともに眠れない。)
ミントが眠れないのは、色んな不安感からだと思う。
せめて、その夜その時だけでも不安感を和らげてあげれば眠れるかも?
最近のミナクイは落ち着いていて、ほっといても勝手に眠れてる。あれだけの不眠症だった一年前から思えば奇跡の姿だ。
ミナクイが寝た後ミントと麦茶でお茶会をする。
ミント「母さんお話しして。」
母「そやねー、今日は学生時代バイトした話ね。」
てな具合に1時間程お話をする。その間くっついてきたり、もっとくっついてきたり色々だ。
1時間くらいすると、私に限界が来るからもう寝ようと言うと素直に布団に入りすんなり眠る。
睡眠時間は、減るけど
不眠で困ってた私もぐっすり眠れる。私も安心するからだな。
大抵私が話し、ミントが聞き役だけど、その合間に、滅多に内側を見せないミントの内側を出してくる。ミントの悩みがほんの少しこぼれる。
そのひとつが、ミントは母さんの好きな米津玄師(以後米ちゃん)の曲聞くやん?ミントの好きなのも何でみてくれんの?だった。
そんな日々の中、朝の出勤前
ミント「これみてー」
と、Vチューバーの笹木だった。
一本目観てドツボで笑い転げた。
苦しい。
母「笹木面白い!もう一本お勧め観たい!」
ミントお勧め笹木が、また面白すぎる。
母「ミンちゃん!一旦止めて!笑いすぎて呼吸困難なる!一旦落ち着こう!」
落ち着いて再開。笑い転げながらもなんとか見終わって、
母「もう降参笹木面白すぎる。呼吸困難になるからもう今日は、おしまいでええわ。」
私は、笹木に、笑いのツボを押された事に後、気がつく。