リュックサック
とうとう9月。絵の教室が始まる。
今までの我流を基本の基本大元を習う。
学校では習わない芯の部分を習う。
しかし、その間丸一日ミンちゃんを家に置いていく事になる。
土日休みのぽんきちさんと二人きりだ。
なんかちょっと心配だ_:(´ཀ`」
11月にかかる頃ぽんきちさんの不安感が増し始める。
不安感を抑える薬をすでに飲んでたんだけど、もう一種類増やすことになった。
同時にミナクイの調子も悪くなる。
ミナクイは悩んだ末、絵の教室を少しお休みする事に。
お風呂でのフリーズがだんだん回数が増えていく。
穏やか先生は、早い時間に入ればいいお風呂は服を全部脱ぐから鎧を脱ぐような物で一番フリーズしやすいもんなんだ。
と教えてもらう。
私の仕事から帰る五時までに入ってることもあるけど
お風呂に入る。こんな簡単なことが命がけのように入るようになって行く。
いつも決まった音楽が大音量で流れ出すとヘルプの合図。
母ダッシュで救いに行く:(;゙゚’ω゚’):
ミンちゃんもその頃悩みが具体化して来たようで、
少し話すように(◞‸◟)
ぽんきちさんは、睡眠が取れてない様子。
どうもみんな様子がおかしい。
ミンちゃんは、ぽんきちさんの不登校についての理解の無さに傷つき、同じくおばあちゃんの不登への理解のない言葉に傷つく。
ぽんきちさんも、おばあちゃんも些細な言葉で傷つく事をどう説明しても理解できない。
私は、ミンちゃんを守り切れていない。
そして、ミナクイは、フリーズ蟻地獄に突入して行く。
ある夜、ミンちゃんを、ほんの少し助けてあげれた。
ぽんきちさんの具合が悪いせいでミンちゃんは傷ついている。
どこかかしらぽんきちさんから責められているのだ。
ミント「ミント、もう家出しようと思って家中からお金集めて
準備してた(;o;)。」
泣かないミンちゃんがポロポロと涙をこぼしながら話す。(/ _ ; )
ああ。やっぱりミンちゃんは、実行しようとしてたんだ。
ギリギリのところで止められて良かった。(◞‸◟)
リュクサックにチョコと飴と小銭。
私は、半年ぶりに彼女の手を握り、
「母さん全力で守るからそばに居てお願い。頑張っていくからᕦ(ò_óˇ)ᕤ」
その日から、ぽんきちさん自身を救える方法を考えていくことに。
そう。会社を休ませるよう説得するのだ。
彼は会社でのストレスに悩まされているのだ。
どうにか休職してもらいたい。